福祉の仕事は人手不足だといわれていますが、実際に求人をどう探してよいかわからないことも多いでしょう。一般的に利用するサービスではないので、店舗やメーカーのように事前に商品を利用したり訪れてみたりして、雰囲気を調べておくというのも難しいからです。
学校で実習がある人は、実習先の施設にそのまま就職するというケースも多くあります。雰囲気を実際に確かめることができるので、大変良い方法です。そうではない場合、まずは調べられるだけの情報を得ていきましょう。就職した人の話や、知り合いの経験談なども参考になります。インターネット上にも多くの情報がありますが、中には間違っている情報なども含まれている可能性もあるようです。そのため、インターネットを利用するときは一つの情報だけをうのみにするのではなく、いくつかの情報を見比べて検討してみるようにしてください。福祉関連の情報を集めた求人サイトを探してみるのも、求める情報に近づくための近道です。
また、地域の福祉施設などが合同で相談会などを開いていることもあります。そのような場で実際に話を聞いてみると、多くの情報を得ることが可能です。担当者の対応なども、雰囲気を知るための手助けとなるので、しっかりチェックしておきましょう。この段階では、疑問に思っていることを質問してみることが大切です。実際に選考段階に入ると、評価が気になり待遇面などの聞きたいことを聞けないということもあります。こうした相談会の段階で、疑問点は解消していきたいものです。